自分たちの仕事をより良くするための
意見や提案が言いやすい環境
製造流通本部 本部長
2013年入社/中途
-
これまでの経歴や経験談を教えてください。
大学卒業後、新卒で葬祭業を営んでいる関西の企業に入社し、納棺や式典の補佐及び設営業務を中心に行っていました。
-
入社のきっかけは?
下鴨茶寮には「配膳職」として応募したのですが、これは学生時代のアルバイト経験を活かすことができると考えたからです。
また、歴史のある料亭を脚本家・放送作家でもある小山薫堂という人物が引き継いだことで、どのような経営をしていくのかといった点に興味を持ったことも入社の理由となります。 -
現在までどんな業務をされましたか?
入社時は「配膳職」として1年ほど本店でデシャップ(※調理人と仲居の間に立ち、料理や注文の橋渡しを行う業務)や、会場のしつらえ、広告出稿などの業務に従事していました。
その後、百貨店等の常設店の営業を管理する部署に異動し、SV(スーパーバイザー)業務を行ったり、営業事務や生産管理の業務等にも従事しました。
現在は社員・パートを含め約60人の部門(製造流通本部 ※2024年3月時点)を統括しています。
製造流通本部は、「商品開発」「購買」「製造」「事務」「出荷」「品質管理」「生産管理」などの業務を行う部門です。
自部門内はもちろん、営業本部や料亭部などの他部署とも密に連携を取り合い、業務進捗状況の確認及び指示、会社方針を共有しています。
ここ最近はマネジメント業務の割合が増えましたが、前例のない業務(生産計画の策定、新規設備の導入など)については自身もプレイヤーとして業務にあたっています。 -
やっていてよかったなと思う時はどんなときですか?
試行錯誤することが好きなので、これまでに会社の誰も経験が無いような新たな課題に取り組むことが好きですね。
また、最近はマネジャーとしての動きも増えましたが、メンバーが成果をあげて周囲に評価されたり、業務領域を広げるなどの成長が見られた時にはやりがいを感じます。 -
達成感や喜びを感じたエピソードを教えてください。
商品の生産計画を見直し、一から仕組みを構築したことです。
下鴨茶寮では数多くの商品を生産・販売しているのですが、それぞれの商品の生産計画が効率的でないことが理由で生産に携わる各従業員の負荷が増えているという問題が発生していました。そこで、関係者へのヒアリング調査を行い、製造工程・製造適正ロット・製造時間などを算出し生産管理表を作成。1週間ごとの実績分析から精緻化を図りました。生産計画を可視化することで、近いタイミングにある同じ業務はまとめて行うように作業の組み換えを行ったり、人員の最適配分を行う事ができるようになりました。その結果、自部門メンバーの労務負荷を軽減(残業時間の20~40%削減)することができたり、販売計画との乖離に対しても柔軟に対応できるようになったため売上向上にも貢献することができました。また、この仕事において私は考え方や作成の仕方をメンバーに伝えることに留め、実務部分はほぼすべてメンバーに任せたのですが、メンバーがしっかりと生産計画のフォーマットを作成できるようになるなどメンバーの成長を目の当たりにした時にも喜びを感じましたね。 -
下鴨茶寮の働く上での魅力はどんなところですか?
会社や部門、自分たちの仕事をより良くするための意見や提案は職位に関係なく言いやすい環境だと思います。
また、言いやすいだけでなく、そのようなことを実現させていくときに必要となってくる他部署との協力関係も築きやすいのではないかと思います。 -
今後のキャリアを教えてください。
知見を広げるという意味では経理や総務などこれまで触れてこなかったような業務にも興味はありますが、「どんな仕事をするか」よりも、「誰と一緒に仕事をするか」「一緒に働くメンバーが幸せになるか」という観点の方が私にとっては大事かもしれません。
-
最後に応募者へメッセージをどうぞ。
下鴨茶寮には多岐にわたる仕事があるので、経験や年齢によらず、仕事に真摯に向き合う姿勢があれば様々な経験を積むことのできる会社です。
また、仕事を最初から上手くできなくても、与えられた業務・役割にどれだけ愚直に物事に取り組めるかが下鴨茶寮で成長していくためには大事だと思っています。
やり続けていれば絶対に誰かがその頑張りを見てくれています。